三寒四温
暦の上ではもう春ですね。
最近は、気温変動が激しくて「体がついて行かない」という患者さんも結構いらっしゃいます。
特に顕著に症状に現れているのは、肩こり・頭痛などの症状と神経痛。
もう耳にタコくらいは聞いていると思いますが、カラダを冷やさないことがとても重要になります。
もうやってるけど具合が悪いという方は、冷えを外側と内側の両面から意識すると良いと思います。
外側は気温や室温から守ること。
これは主に衣類や寝具の調整で良いです。
足首・手首・首は熱を逃してしまいがちなので、しっかりと防備しましょう。
特に暖かく感じられる日に過剰に油断しないことが大切。
そんなに素早く身体の調節は追いつかないので、よっぽど暑いのでなければ前日の通りでも良いくらいです。
内側は温かいものを体に入れること。
そして、血液の巡りを良くすること。
運動が苦手なタイプの方は、ここが出来てない方が多いです。
特に冷たい季節に汗をかくことは風邪をひくきっかけにもなりやすいため、運動後は早めに着替えをしたり、入浴したりも大切です。
ラジオ体操程度のアクションでも血の巡りを良くするには十分です。
やってみると意外と汗をかけるかも。
イメージだけでなく、まずは取り組んでみてください。
春の晴れた日には、気分も高揚しやすくお出かけの機会もグッと増えるはずです。
そんなタイミングで肩こりや腰痛で苦しむのはとてももったいないです!
寒い冬のうちにカラダを万全に整えていきましょう。