足首の捻挫について

足の捻挫をした方に知ってほしいこと

捻挫とは

  • 関節が一度外れてしまった状態(亜脱臼)
  • キチンと元の場所に収まらないこともある
  • たいていは靭帯損傷をしている
  • 腫れや内出血を伴うことも多い
  • ケガか分からない時は、ケガを疑う

写真のように顕著に青黒いのは内出血です。
血管と共に何らかの組織を傷つけているはずです。

来院までにして欲しいこと

ケガ全般に言えることですが、スピードが大事です。

アイシング(患部の冷却)

なんでも良いので冷やしましょう。
特に急性期は熱をもちやすいため、とても重要です。

氷水やアイスパックなど用意できない場合は、流水でも構いません。
湿布を貼っても、熱を下げる効果は期待できません。

お風呂もシャワー程度で済ませましょう。

運動を避ける(安静を保つ)

受傷後は痛むため、動かしてはいけないと直感的に分かると思います。
この場合の「運動」とは、関節の動きを避けることで、痛む箇所を強く押したりしても絶対良くなりません。

場合によっては鎮痛剤を使う

痛いものは痛いです。
我慢してもズキズキして眠れないこともあります。
休息が取れないのは、全てにおいて良い結果が出ません。
今後の回復のためにも、痛い時は鎮痛剤を使ってください。

継続して治療できる院を探す

捻挫の治療は、教科書どおりでも3週間かかります。

これは、あくまで切れてしまった靭帯が活動するのに十分な程度は修復できるという目安であり、痛みがなくなったり、走ったりできるような時期ではありません。

痛みがひどい場合は、脚のみならず腰や全身に影響を与えていることも少なくありません。二次災害を抑えることも重要になります。

ケガをした箇所へのアプローチは当たり前。
身体の状態を保ちながら、早期回復を図るためには、それに関わる身体全般をケアすることは不可欠です。

足の捻挫が引き金になって、反対側の膝を壊す例も少なくありません。

昔、○○をケガしてから●●になってしまった。
のような嘆きも先人たちからはよく聞かれます。

瞬間的に身体を良くする回復魔法はないので、怪我の知識や経験が豊富で治療をちゃんと任せられる医療機関を探してください。

当院は保険治療をしていません

保険診療はケガしか診れないためあえて手放しました。

一般的な整骨院や病院では、短時間でケガのみを診てくれますが、それは保険診療にしたがっているなら当然なんです。

当院では、前述したような関連性の高い部位のメンテナンスなど、ケガを起こしてしまった時に本当に必要なメンテナンスをおこなえるようにしています。

高周波治療・超音波治療といった高度な医療器も備えておりますし、包帯やテーピング技術も当たり前に持っていますので、安心してお越しください。