慢性疾患の正しい対策は
整形外科では、肩こり・腰痛などを「慢性疾患」と呼んでいます。
慢性疾患の対策として正しいのは?
- 整骨院や整形外科を受診する
- 整体院でマッサージを受ける
- YouTubeを見ながら体操
- ジムで筋トレをする
- あまり気にしない
これらは、すべて正解です!
しかし、情報には怖い側面もたくさん載っています。
正しく判断できないとストレスでさらに悪化することもありますので、考えすぎないように注意することも必要です。
また、YouTubeの体操コンテンツなども、自身の症状にあっているか確信が持てない時は、治療師に相談するようにしてください。
なにが必要なのかを見極める
まずは「あなたの症状」を知ることが大切です。
例えば、頭痛でお悩みの場合にあなたの頭痛は「病気では無い」病気と確信できますか?
答えはNOですよね。
もしかしたら、それは脳の障害かもしれないし、目・耳・鼻などが原因で起きている二次的な症状かも知れません。
肩こりやストレスで起きることが多いですが、可能性として大きな病が隠れていることも、ぜひ視野に入れてください。
まずは、これを判断することができる知識を持った治療師がいる医療機関を訪れることがとても重要です。
整形外科では薬を処方してもらえます
近年では「頭痛外来」を設置している病院もありますので、そういった機関を受診してみるのも良いと思います。診断の結果としては、鎮痛用の湿布薬や頭痛薬を処方されることが多いです。
整骨院はなにをしてくれる?
整骨院には診断権はありませんが、あなたが「どんな状態になっていて、今なにが必要なのか」を知らせて、その指導をすることができます。
そして、施術という直接的なアプローチをすることにより、
来院したその日に「体調がよくなる」という結果を出すことができます。
痛いから痛み止めを処方する
固いから肩こりを揉む
という単純な理屈ではなく、
どの神経が痛みに関わっているのか、どの筋肉がそれに関わっているのか、どのように動かせているのか、リンパや血流は滞っていないかなどを観察して、適切な処置をします。
もちろん、すべての整骨院でそれが叶うわけではありません。
こんな整骨院もあるので注意しましょう
- 保険診療で誘致だけして、高い自費診療
- 回数券やプリペイドカードの購入をさせる
- 来院のタイミングでいつも先生が違う
- マニュアル化されたいつも同じ施術
- ボキボキ鳴らして「矯正」といわれる
- 健康食品やお茶などの購入を勧められる
残念ながら、あなたの不安でビジネスを進める治療院があるのも事実です。
ちなみに当院は上記のようなことは、一切ありません。ご安心ください。
好みもありますので選び方は自由ですが、一つの参考にしてください。
自分の症状が何かわかったら
慢性疾患である肩こり・腰痛は、生活環境や個人の体質にも関連が深いため、一度で治ってしまうようなことは、ほぼありません。
どうしたら楽に付き合っていけるのか、回復しやすくするためにはどのような工夫や努力が必要なのか、足りない知識を補うことでも対処しやすくなります。
すべてをセルフでやる必要はありませんが、人任せにできるものばかりでもありません。
家で腹筋をするとか、散歩を習慣にするとか、面倒だけどやらなくてはならないこと。
それをどうとらえて続けていくかの意味を知るだけでも、きっとあなたの治療は始まっていますよ。
お待ちしてますので、怖がらずに一歩を踏み出してみてください。