風邪による喉の痛みを楽にする
先日、盛大に風邪をひいてしまいました。
そして、強烈な喉痛になりました。
嚥下がまったく出来ないレベル。
つまり、水も飲めない、唾を飲み込むのも苦しい。
診察していただいたドクターからは「入院レベル」と言われました。
ちょっとこじれすぎてしまいました。
と、いうことで「喉の痛み」について、経緯も含めてお話しします。
風邪は万病のもと
季節の変わり目の「寝冷え」がそもそもの原因でした。
やけに鼻水が出るなーと思っていたのが、次の日には喉の痛みに変わっていました。
そして、その翌日は声が出ない、食べ物が喉を通らない状態。
その間、放置したわけではなく、市販の風邪薬を服用したり、うがい薬で何度もうがいをしたり、喉スプレーやのど飴を駆使したりと手を尽くしたのですが、結果的にはひどい喉の炎症になってしまいました。
風邪って結局なんなの?
風邪はウイルスに気道などが感染している状態です。
アデノウイルス・コロナウイルス・ライノウイルスなど常在するウイルスなので、日頃から体内に取り込まれています。
マスクやうがいなどによる感染予防の行為や、抵抗力が優っていることにより普段は感染・発症を免れています。
または発症していても差し支えない程度の症状しか出てないということです。
「感染しないようにする」というのも大事ですが、生活に支障をきたさないようなレベルで発症して、きちんと治すというサイクルも生きていく上では重要になります。
過剰防衛によって本来持っている抵抗力を弱めてしまうこともありますので、全てを排除するような働きかけは、私自身の考えでは身体を弱らせる結果につながると思っています。
風邪くらいはちゃんとひいて、ちゃんと治そう。
でも酷くならないようにはしようね。って感じですね。
喉の痛み対策
さて、肝心な話をしましょう。
喉の痛みをいかに和らげるか。
先にお伝えしたとおり、気道の感染を起こして炎症を起こしているので、急に炎症をなくすこと自体は難しいです。
その炎症状態から早く脱出する方法を考えましょう。
炎症といえば、痛みと熱なので、痛くないようにするのと、熱っぽさを取ることに絞りましょう。
痛みの原因は、粘膜の乾燥によるものです。
熱が出ることによって潤いがなくなり、ガサガサしていることがいちばんの痛みの原因と言えます。
つまり、熱をとって潤わせることが大切です。
自身で試した結果、よかったものを列挙します。
一般的では無いものも含まれますので、自己責任でお願いします。
- 牛乳や乳製品で粘膜を補強する
- 氷を食べて直接喉を冷やす
- 顎の角を刺激して唾液を出やすくする
- 喉仏の下と横にある窪みを押して刺激する
- 首に湿布を貼って炎症を緩和する
- トラネキサム酸配合の風邪薬を使う
- 鎮痛剤(ロキソニン)を粉末にして頓服する
他にもトローチを舐めたり、喉スプレーを使ったりなど一般的な方法を当たり前に良いと思います。
とにかく、炎症をおさめることを意識して、熱と痛みを取りましょう。