お風呂にゆっくり入って肩こり対策しよう
今日は11月なのに最高気温は23℃。びっくりです。
薄手でも当たり前にコートを羽織っていたこの時期に、まさかの半袖もチラホラ…
さあ、お風呂につかりましょう
こんなに暖かいのだから、入浴をシャワーで済ませてしまう人多いですね。
確かに体感では「あたたかい」と感じるので、問題なさそうに思います。
でも、最近になって次のような症状が出ている方は注意が必要ですよ。
- 疲れている感じが抜けない
- よく寝ているはずなのに眠い
- だるくてすぐ肩や背中がこる
- 脚が夜中や明け方につる
さて、何が一体問題なのか?掘り下げて解説していきますね。
実は身体が冷えている
温度感覚は上半身が中心になります。
上は長そで、下は短パンやミニスカートといった格好が成り立つのは、下半身が温度変化に鈍い証拠です。
しかし、あくまで体感であって、実際には相当足が冷やされています。
冷たい空気は暖かい空気の下に層を作るため、上半身よりも温度の低い外気にさらされています。
さらに、地面(床)からも体温を奪われているため、体感20℃でちょうどいいと感じている日でも、足元はどんどんと熱を奪われて冷やされているわけです。
冷え性の方は、敏感にこれを察知しているため、油断して冷やすことは少ないようです。
足がつる理由とは
ミネラルバランスが崩れている場合もありますが、気温が下がってくる季節においては、足がつる原因のほとんどは「冷え」によるものです。
ここでいう「冷え」とは、外側からの温度変化だけではなく、内側の血行不良の問題も関わるため、普段から運動することが少ない方や、デスクワークをされる方は滞る場合が多いため、両方の冷えの原因をもっていると言えるでしょう。
シャワー浴は、体感温度で上半身が温まった時点で「身体が温まった」と解釈しやすいため、足元まで温度の高まりがないまま終了します。
お布団で足が暖かくなる人は、血流がそれなりに確保できているので問題は少ないです。
しかし、眠っている間には血圧が下がり、体温も低下するため、血流が鈍くなります。
朝方には外気温が一番下がって、足がつる条件が揃ってしまいますね。
なぜ、肩こりまでしているのか
答えは簡単です。
ちゃんと眠っていないからです。
睡眠アプリやスマートウォッチで、眠りの状態を観察してみるのも良いと思います。
実際に計測すると、自身がキチンと眠っていると感じていた日の睡眠が、やたら浅かったり、意識しない覚醒時間も多かったりします。
睡眠不足になることで、普段から調子の悪い部分には痛みを感じたりしやすくなるため、肩こりが目立ったりするのも当然です。
その眠りを妨げる一因が「冷え」であったり、足のつれにあったりするわけです。
さあ、お風呂につかりましょう
よほどの理由がない限り、お風呂につかって身体を温めることは、三度の食事と同等の価値があります。
睡眠時間を30分削っても、お風呂に30分入った方が回復がよいと考えても良いでしょう。
睡眠優先もかまいませんが、きちんと入浴することで睡眠の質がかなり高まり、結果として睡眠時間を削っても、より回復を得られるはずです。
これはご飯を食べたら力が出るよ。
と同じように至極当然の理由で、身体を日ごろから整えるための最高の手段なので、どうぞ大切にして、素敵に冬の季節を迎えられるようにしてください。
今夜からお風呂をちゃんと沸かして入りましょう。