肩こりしやすい季節になりました
さあ、肩こりシーズン到来です。
簡単にいうと「寒くなってきたから」ですが、正確には冷やしてしまって循環が悪くなった身体をもとの状態に戻すことが難しくなっているからです。
真夏と比べたら、その気温差は20℃以上になりました。
あなたは、どのくらいの対策ができていますか?
寒いと肩こりするのは何故か?
身体が冷えるから、力が入りやすいから、衣類の重さが増えるから、など。
でも、大抵の方に関わる環境変化の条件です。
皆が肩こりしていないのはなぜでしょう?
これは身体の冷えによって「弱点が強調されている」という結果です。
つまり、膝関節に悪さを持っている人は膝が痛いし、腰がだるい人はそれが強調されて痛みになります。
肩こりが冬になると酷いと感じる方は、肩まわりに弱点を備えていて、それが寒さのトリガーによって現れるわけです。
それを克服するためには、環境の変化に耐えられる身体の状態にすること。
そして、ボーダーラインを超えないように肩こりしにくい、または回復しやすい「カラダの管理をする」というのが一つの理想になります。
ボーダーラインとは
痛みを感じるボーダラインが神経にはあります。
越えなければ痛みを感じることはありません。
このボーダーラインは皆同じではないため、あなたのそばに同じくらいのこり加減の方がいたとしても同じようには痛くありません。
言い方を変えれば「許容範囲」とも言えます。
肩こりをしないようにするのはとても困難ですが、ボーダーラインを越えないようカラダを管理をすることは可能ですし、とても大切なことになります。
痛くなければ、生活するのは辛くないですもんね。
肩こりをどう管理するのか
肩こりに限りませんが、手間暇をかけてあげましょう。
自宅で行うケアであれば、防寒・体操・ストレッチ・入浴などがそれにあたります。
もちろん、大前提として肉体的・精神的なストレスや負荷を減らすことが可能であればそれに努めるのが最も良いでしょう。
まだ10〜20代の方は、肉体的にも発展途上なので、取り組み次第で体質を改めていくことも難しくないですが、出来上がってしまった成人の身体に新しいクセをつけていくことは容易ではありません。
<ついやってしまう悪いことランキング>
- 安いほぐし店で「とりあえず」揉んでもらう
- 筋肉をつけようと強い負荷でトレーニングする
- なんでも一回で治るような怪しいコピーの店に行く
- 一回に数万円も支払う高額な施術を受ける
一時にどんなに沢山のお金を支払っても、簡単に元通りの日常にはなりません。
自分はどのように不具合が起きていて、どう付き合っていくと過ごしやすくなるのかが分かってくると、つらい肩こりにも光明が見えてきます。
さあ、始めてみましょう
快適な生活を始めるために取り組むことは難しくありません。
まずは自身にとっての「よい状態」を身体に教えてあげるんです。
連休などを利用するとよいと思います。
規則正しい生活をして、負担を少なくしつつも適度な運動と、適切な食事・睡眠をとり、お風呂にゆっくり浸かって、身体をリフレッシュさせてあげて下さい。
これから年末年始のお休みで連休が取れる方は、ぜひ取り組んでください。
これ読んでいて「あ、できないな」と思ったら、続きを読んで下さい。
肩こり治療をするということ
PCやスマホを日常的に使うことで肩こりの人が増えました。
今きちんとケアをすることで、先の人生が何倍も軽く過ごせるようになるはずです。
自分では気づけない癖に気づいたり、日常のちょっとした習慣で変えられるようなヒントをもらえるのも、治療を受ける大きな意味になると思います。
自分で何とかするのも大事です。