気象病を乗り越えよう
最近はよく聞かれる「気象病」の患者さんをずっと支えてきました。
気象病とはどんな病気?
曇ったり、雨が降ったり、風が強く吹いたり、湿気が強くなったりといった天候や気象の変動に伴って、身体の不調や痛みが出る状態を気象病といいます。
天気の変化によって障る症状の全般を指すため、喘息など疾患であったり、腰痛などの症状であったり様々です。他にも下記のような状態も気象病に含めてよいと思います。
- 肩こりが強くなったり、頭痛がする
- だるくてやる気が出ない
- 眠気が取れない
- 呼吸が浅くなり、息苦しく感じる
- 古傷が疼いたり、違和感がある
- よく眠れない、寝つきが悪い
- お天気の変化でこのような症状に悩まされる方は、自律神経の働きを改善することで、緩和することが多いです。
雨の日は憂鬱。
といった暗示のようなものも悪さにつながりますので注意しましょう。
気象病をよくするポイントは「耳」?
だけではありませんが、関わりが大きいと考えられます。
飛行機やエレベーターで気圧の変化を真っ先に感じるのは「鼓膜」という方は多いと思いますし、耳はダイレクトに脳と通じている部位です。
①耳のために首を緩める
風邪を引いた際にリンパ腺が張っている感じ分かりますか?
あれに似たような気だるさを覚える方は、首の横を触ってみて下さい。
なんだか固くなってませんか?
②耳のために顔を緩める
直接、あご周りに痛みとして自覚する方も多いですが、顎関節は耳に最も隣接している関節です。この周囲が緊張しているということは、耳の緊張にもつながっているということです。
③耳のために耳を緩める
もともと軟骨という組織でできているため、耳そのものを緩めるというのはナンセンスな表現かもしれませんが、テレビでも時々やっていますね。
耳のマッサージにはとても意味があります。
耳をなんとかすれば大丈夫なのか?
自律神経との関わりが強いとは書きましたが、耳を緩めれば解決ということでは決してありません。
自律神経の治療というのは、簡単ではありません。
ただ、解決の糸口として耳を触ってみて欲しいです。
辛くなった時に耳を内・外にそれぞれ10回ずつ回して下さい。
10秒ほど引っ張ってみて下さい。
何か繋がりを感じられますか?
そのちょっとしたキッカケで快方に向かうことがあります。
身体はそのぐらいデリケートで難解で、そして単純です。
セルフコントロールができそうなら、そういったものから始めても良いと思います。何もしないで適当にやり過ごすのが一番怖い!
迷っているなら、一度試してみませんか
当院は、カラダ全般を楽にすることを目的としている治療院です。
雨の日がつらい日なら、3日に一回は身体が不調になるってことです。
(2022年東京 降水日数109日)
気持ちの良い日をどんどん増やして、頭痛薬を持ち歩かない毎日を想像してみてください。きっとすごく快適ですよ!
コツを会得して自分なりに立ち向かってみるとかで全然構いません。
キッカケを掴みにぜひ一度ご相談ください。
いい一日になるよう最善の努力をさせていただきます。